簡易相関図+キャラクター紹介


主人公


暁 八尋 (あかつき やひろ)

年齢:15歳

性別:男

誕生日:8月16日

星座:獅子座

血液型:AB型

身長:170㎝

一人称/二人称:俺/君、あなた

 

 

 

備考:百鬼を陰で支える隠密の一族、暁家の次代当主予定。日仏のハーフ(父が仏人、母が日本人)。

父親譲りのその容姿は月読弓弦と同様、道行く人々が二度見するほどの美人。その容姿は誰もが見惚れるほど目立つため、正直隠密には向いていない。本人はその見目の良さに対する自覚がない。

 

聡明であり、血筋ゆえに高い身体能力を持つ。訳あって現在は叔父夫婦の下で稽古を続けている。 

朧が護衛としてつくまでは、毎日を殆ど独りで過ごしていた。そのため、無表情で無口(口下手とも言う)、無感情気味になってしまった。ただ、心根は優しく、争い事は好まない。

5歳の頃から一通りの作法と武芸を学んでいる。剣道、弓道、鎖鎌術、薙刀術等、扱える武器は多岐にわたる。常に携帯しているのは打刀のへし切長谷部。

また、毒への免疫が高い。今も尚、様々な毒を摂取して身体を慣らす事を習慣にしている。

殺気といった『悪意』は敏感に感じ取れるが、好意から来る邪な感情にはたいへん疎く無防備。なまじ自分の身を守れるだけの術を持っているため、妙な所に隙が出来る。

 

百鬼いろはのことは彼なりに大切に思っているようであり、彼女を守ることを心に決めている。一頼仁は唯一の友人である。

卯ノ花朧とは良好な関係を築きつつあるが、八尋には朧を助けた記憶はない。

最近は鷲峰銀にも稽古をつけて貰っている。

*関連キャラシ

百鬼 いろは(ももき いろは)

年齢:15歳

性別:女

誕生日:1月23日

星座:水瓶座

血液型:B型

身長:150㎝

一人称/二人称:わたし/あなた、君

 

 

 

備考:百山(ももやま)に居を構える一族の一人娘。

百鬼の直系は動物と言葉を交わさなくても会話する事ができ、山の変化を読み取る能力を持つ。

彼女は一族の中でも特に、動物に愛される天賦の才を持つ。いろはが命令すれば獣は皆、従順な僕となるが、彼女は獣たちを等しく愛し、友人として接している。それこそが、動物たちがいろはを愛する要因の一つである。

 

中学卒業後は当主としての修行をするため、高校には通っておらず、百山から下りる事も殆どない。

あたたかな家庭で愛されて育ったため、笑ったり泣いたり怒ったりと感情表現は豊か。何事にも前向きで、心優しい性格。そして、年齢の割に成長していない胸が気になるお年頃。

 

従兄の百鬼佐ノ介に懐いており、ちょくちょく勉強を教えてもらっている。(時々逃亡する)

最近百鬼家にやって来た月読弓弦や鷲峰銀との関係は良好。その中で銀を同い年くらいと勘違いして、佐ノ介と同様「鷲峰くん」呼びをして叱られたが、そのまま呼び続けているようだ。

 

自分を護衛している暁家と八尋の存在は、まだ知らされていない。当主の器として認められた後、現当主(いろはの父)から伝えられる予定。

*関連キャラシ

メインキャラクター


卯ノ花 朧(うのはな おぼろ)

年齢:26歳

性別:男

誕生日:4月1日(と八尋に決めてもらった※)

星座:牡牛座

血液型:A型

身長:188㎝

一人称/二人称:私/あなた

 

 

備考:最近雇われた暁八尋の護衛兼側仕え。基本無表情。父が日本人、母が英国人(アリシア・ガードナーの伯母)ハーフ。

帰国するまで10年近く、海外で諜報員として活動していた為、英語が堪能。頭が良く働き、知識が豊富。口調は常に丁寧で、仕事も(家事炊事も含めて)良くできる。

しかし実際は八尋の事を考えると鼻血が出る、残念な長身美形。9年前に八尋に救われて以来、彼に一生を捧げることを決めた。基本的には冷静だが、八尋のことになると著しく冷静さを欠いて暴走することもある。また、彼にはGPSと盗聴器をつけており、常に状況を把握できるようにしている。(ストーカー気質)

 

截拳道の達人であり、拳銃の腕前は一級品。血筋の関係で人外級の膂力を持つ。薬師寺蓮太郎曰く、彼の血は『異形にとって最高級の美酒』であり、使い方によっては毒にも薬にもなるらしい。

式波影千代は昔馴染み。式波の悪癖をよく知っている為、八尋に近づけさせたくない。 

また、新たに百鬼家へやって来た月読弓弦や鷲峰銀にはあまり良い印象を抱いていない。特に銀については本能的に『戦闘を避けねばならない』と感じている。

 

そして腹違いの兄と妹がおり、ストーカーされている。

 

※理由は、「4月は卯の花月だから」。

*関連キャラシ

一 頼仁(にのまえ よりひと)

年齢:15歳

性別:男

誕生日:11月22日

星座:蠍座

血液型:B型

身長:169㎝

一人称/二人称:俺/あんた、お前

 

 

備考:一般家庭で生まれ育った野球大好き日本男児。明るく活発な性格。歳のわりには責任感と正義感が人並み外れて強い。意外と怒りの沸点が低い。

高校は違うが、八尋とは中学時代からの友人同士。八尋の家庭環境を薄々感じ取っており、時折彼を遊びに誘って外に出掛ける。ただ、根本的な問題に対しては関与の仕様がなく、もどかしい思いをしている。 

容姿は良い方なのだが、外見や勉強、運動共にずば抜けて秀でた八尋と一緒にいた為、自然な流れで現在まで彼女はいない。

そんな彼は哀しいかな周囲にボケしかいない為に、常にツッコミの立ち位置。ツッコミはマシンガンツッコミ系。

実は足がとても速く、100m走で10秒を切る実力。陸上部から熱い勧誘が来ているが、本人は入るつもりはない。

 

八尋の傍にいる卯ノ花朧のことがちょっと怖い。

歳の離れた兄が1人がおり、そのブラコン具合に辟易している。

*関連キャラシ

式波 影千代(しきなみ かげちよ)

年齢:27歳

性別:男

誕生日:8月8日

星座:獅子座

血液型:O型

身長:192㎝

一人称/二人称:私/君

 

 

備考:陰陽師の家系であり、式波家現当主。いつもにこにこしている自由人。基本的には敬語。

 人が有する筈の感情の一部が欠落しており、常に「喜」「楽」の感情しか表に出ない。ただ、幼少期はそうでもなかったらしい。

自分の思い通りにいかないと面白くない、というのが基本。

 顔の半分が焼けただれ、使い物にならなくなっており、常に包帯で覆われている。その原因は、元師匠の薬師寺蓮太郎にあるらしい。

 

今まで他人に興味を示さなかった卯ノ花朧が唯一執着した暁八尋に興味を示している。また、動物と会話する百鬼一族の事も面白いと考えている。

美しいもの、価値のあるものを収集する趣味があり、式波邸の土蔵の一つは彼のコレクションが所狭しと並べられている。その中には気に入った美しい「眼球」や「手」等もある。これが朧に「悪趣味だ」と言われる原因。

 

本人は、薬師寺蓮太郎を敬遠している。

*関連キャラシ

薬師寺 蓮太郎(やくしじ れんたろう)

年齢:二百年と数十年以上。正確な年数は不明。

性別:男

誕生日:興味がなく、忘れた

星座:同上

血液型:AB型

身長:125.5㎝

一人称/二人称:僕/君、お前

 

 

備考:呪い屋兼薬師。外見で判断すると8~9歳程度だが、実際は二百数十年以上生きている。

ただ、「死ににくい」だけであって、決して寿命がない訳ではない。致命傷を受ければ、死ぬ可能性も勿論ある。

「人外」と呼ばれれば否定はしないが、本人曰く「僕は人間だし、この国には僕より凄いのがいる」とのこと。

 

色々と謎が多い人物で、此岸にも彼岸にも人脈が幅広い。初対面相手に外見相応に振る舞うのは、「そちらの方が都合が良いから」。 

長く生きているだけあって、豊富な知識と柔軟な思考力を持つ。

術師としての実力は、式波とは比べ物にならない程高い。そんな彼が使役するのは『神性』の高い、所謂『高位の妖』ばかりであり、お気に入りは白の大蛇。そういったものたちとしか契約しないのは、普通の生き物が薬師寺の傍に長く居続けると、彼に影響されて寿命が強制的に引き延ばされてしまうからである。

 

また、百鬼や暁の両家と親交を持ち、相談役でもある。(他にも、咲月家と親交がある。)そうなった要因は月読弓弦や鷲峰銀にある。

月読弓弦や鷲峰銀とは旧知の仲にあり、彼らから子ども扱いされるのだが、本人は「もうそんな歳じゃないから止めてくれないかな」と思っている。 卯ノ花朧とはビジネス関係にあり、彼の頼みごとの対価として血を提供して貰っている。

 

式波影千代の元師匠。

*関連キャラシ

百鬼 佐ノ介(ももき さのすけ)

年齢:23歳

性別:男

誕生日:3月25日

星座:牡羊座

血液型:A型

身長:181㎝

一人称/二人称:俺/お前、あんた(君、あなた)

 

 

備考:百鬼家当主の補佐(秘書)を務める青年。百鬼いろはの従兄。

いろはのことは実の妹のように可愛がっており、時々彼女の勉強を見てやっている。立場上、百鬼と暁の関係性や、暁八尋の存在とその境遇を知っているため、何かと心を痛めている常識人。

また、幼少期から喘息持ちで、普段から吸入器を持ち歩いている。

いろは程ではないものの、獣の言わんとすることや山の調子を何となく察することができる力を持つため、本家に留まっている。

一見取っ付き難い印象だが、実際は何かと世話を焼こうとするオカン体質。(ただし、料理はからっきしにできない)

 

ある雨が降りしきる夜、帰路を急いでいた所、月読弓弦に「助けて欲しい」と願われてしまったため、本家に連れ帰って来てしまう。

一応自分の友人ということで通しているが、未だに月読が『自分に助けを求める理由』を話して貰えていない。

現在は自由奔放な月読に胃を痛めており、彼の『お目付け役』だと名乗る鷲峰銀とは苦労人同士交流したいものの、上手くコミュニケーションが取れていない。

彼らに関しては妙な奴らだ、とは思うものの、おそらく悪い人間ではないだろうと感じている。

そして、暁家が新たに雇った卯ノ花朧に、やや不信感を抱いている。(朧の八尋への異常な執着を見て)

月読 弓弦(つくよみ ゆづる)

年齢:不明(成人はしている模様)。外見は20歳前後。

性別:男

誕生日:2月11日(らしい)

星座:水瓶座

血液型:?(銀とは輸血が出来る)

身長:180㎝

一人称/二人称:私/君、あなた

 

 

備考:「困っているから助けて欲しい」と言って百鬼佐ノ介の元にやって来た青年。ただ、困っていると言うわりには仔細を語らず、のらりくらりとした言動を取るため、佐ノ介を苛立たせている。

外見は道行く人々の視線を一身に集めてしまう程の美人で、その自覚が本人にもある。ただ、暁八尋と違ってその美貌は『理解してはいけない』領域のものであり、常人はもれなく発狂して我を失ってしまう。

 

薬師寺蓮太郎とは旧知の仲にあり、薬師寺曰く「恩人」。彼に『高位の妖』と契約をするように勧めた張本人であり、仲介人。

薬師寺には咲月家(※『虎と庭師』に登場する家)のことを頼む。

鷲峰銀とは『腐れ縁』であり、実際は主従の関係に近い(月読が『主』に当たる)が、銀には敬語で接されることを強く拒絶している。

何かと低レベルの詰り合いをしているのに、何故か行動を共にしている。

普段は常に柔らかな物腰で他者に接する。何かやたらと楽しそうにしているが、時折寂寥とした雰囲気を滲ませる。能天気なように見えて、あらゆる分野の専門的な知識が頭に入っていたり、向こう一週間の天気をぴたりと言い当てたりするなど、薬師寺同様謎が多い。百鬼家を訪れる前は箸や筆よりも重いものを持ったことがなく、身の周りのことを自分でやったことがなかったため、その辺りは全て銀に任せきり。

 

『かぐや姫』に強い嫌悪感を示している。

*関連キャラシ

鷲峰 銀 (わしみね ぎん)

年齢:不明(成人はしている模様)。外見は20歳かそれより下に見える。

性別:男

誕生日:7月2日(らしい)

星座:蟹座

血液型:?(月読とは輸血が出来る)

身長:165㎝

一人称/二人称:俺/テメェ、お前、あんた

 

 

備考:『月読弓弦のお目付け役』の青年。柄の悪い言動や、やたらと目立つ赤い髪色と瞳の所為で、ヤンキーのように思われがち。

しかし実際は他者を慮った行動を取ることができる、どちらかと言うと真面目な性質。また、不思議なことに月読の美貌を前にしても発狂しない稀有な人物。 

薬師寺蓮太郎とは旧知の仲であり、彼を弟のように可愛がっている。彼に、ある理由から百鬼家のことを頼んだ。

月読とは、本人たち曰く『腐れ縁』。立場上は月読と主従関係にあるものの、月読本人が銀からの敬語を嫌がるので使わないようにしている。些細なことでしょっちゅう口喧嘩をするが、常に行動を共にしている。

身長が低いことを月読にちょくちょく揶揄われては憤って見せるが、実の所は本気で怒っていない。それは結局のところ月読のためであり、「本当に面倒臭い奴」と常々感じながらも、彼の世話を細やかに焼いている。

右サイドだけ髪を長く伸ばして髪紐でまとめているが、この髪紐を他人に触れられることを極端に嫌う。

ある理由から、身体能力や戦闘能力が非常に高い上に頑丈。基本はステゴロだが、その辺に転がっている武器を難なく使いこなす器用さも持ち合わせる。戦闘能力に特化した卯ノ花朧ですら「相手にしたくない」と言う。

 

月読が『かぐや姫』を嫌いな理由を知っている。

*関連キャラシ

サブキャラクター


卯ノ花 満月(うのはな みつき)

年齢:18歳

性別:女

誕生日:3/21

星座:牡羊座

血液型:O型

身長:155cm

一人称/二人称:わたくし/あなた

 

 

備考:卯ノ花朧の異母妹。医薬品や精密機械を中心に、手広く事業を展開している「U.H.」の令嬢。

普段はほんのちょっと世間ずれしたお嬢様だが、異母兄である朧が絡むと大暴走するヤンデレ娘。

朧に盗聴器を取り付けて彼のすべてを把握しようと努めているが、すべて朧本人によって取り除かれている。

卯ノ花 朔夜(うのはな さくや)

年齢:34歳

性別:男

誕生日:

星座:

血液型:O型

身長:195cm

一人称/二人称:私/君

 

 

備考:卯ノ花朧の異母兄。医薬品や精密機械を中心に、手広く事業を展開している「U.H.」代表取締役社長。

普段は微笑みを絶やさない、穏やかで寛容な性格。異母弟である朧を非常に可愛がっており、彼に盗聴器をつけるほど(ただし、朧にすべて取り除かれている)。妹の満月との仲は非常に良好である。